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震災被災地のコンテナ流出は3.5万トン、環境省調べ

2012年3月12日 (月)

行政・団体環境省は9日、東日本大震災で海洋へ流出した災害廃棄物の総量推計を公表した。対象廃棄物は、倒壊した家屋、自動車、海岸防災林から生じた流木、漁船を含む船舶、養殖施設、定置網、コンテナで、震源地に近く被害が甚大であった岩手県、宮城県、福島県からの流出廃棄物の総量を推計した。

 

調査結果によると、震災直後に3県から流出した廃棄物は合わせて480万2000トンで、153万6000トンが漂流ゴミに、326万6000トンが海底ゴミになった。これらのうち、被災地のコンテナ埠頭から流出したコンテナは1959個(環境省調べ)で、積載物の重量を含む平均的な重量を乗じ、3万5000トンと推計した。