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物流連

物流業界イメージ向上へ小中学生対象に新たな取組み

2017年4月27日 (木)
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ロジスティクス日本物流団体連合会(物流連)は27日、物流業のイメージアップ・発信力強化に向けた取り組みの一環として、小中学生を対象に、物流に関する学習の場を設けるなどの新たな取り組みをスタートさせた。

今回は、修学旅行の一環で企業訪問として物流連を訪問した山形市立第八中学校の生徒5人を受け入れ、「物流のしくみ」をテーマに村上敏夫事務局長が講師を務め、物流の流れや輸送形態、大規模災害時の物流の役割について写真入りのスライドを交えながら、わかりやすく解説した。

また「水が手元に届くまで」と題してペットボトルの原料輸送から流通加工され、配送センターを経由し手元に届くまでの流れを説明した。生徒はメモを取りつつ、「海外から動物はどのように輸送しているか」といった質問をするなど、物流に関する興味や関心を持った様子だった。

この取り組みは、今後も多くの小中学生へ学習の場を広げていく方針で、講義資料は物流用語を理解されやすいように改良を加えながら作成する。講師は物流連と会員企業若手社員からなる「物流いいとこみつけ隊」が交代で行うことも検討する。