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物流連、業界イメージ向上へ中学生対象に「物流学習」

2017年6月9日 (金)
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ロジスティクス日本物流団体連合会(物流連)は9日、物流業のイメージアップ・発信力強化に向けた新たな取組みの一環として中学生を対象とした「物流学習」の受付を8日から開始したと発表した。

全国各地から修学旅行で上京する中学生の企業訪問(自由研究テーマ)の対象として物流連が受け入れ先となり、物流学習を提供していくことを目的に、団体のホームページに申し込みフォームを開設・公開し受付を開始する。

この取り組みでは訪問した中学生に対して「物流のしくみ」をテーマに当団体の職員などが講師を務め、物流の流れや輸送形態、大規模災害時の物流の役割について写真入りのスライドを交え、中学生にも理解しやすい内容として解説する。

最後に「水が手元に届くまで」と題してペットボトルの原料輸送から流通加工され、配送センターを経由し手元に届くまでを解説し、物流が「身近な存在」なことを説明する。講義は1時間程度として質疑応答の時間を作ることにより、物流に関する興味や関心を深める内容とする。

また、この取り組みは修学旅行で上京する全国の中学生を対象に、物流連の会議室で受け入れることにしているが、東京都内の中学生に対しては、別途出張授業も含めて各中学校の要望に沿う形での対応も検討している。