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ユーグレナ、マレーシアでバイオ燃料プラント着工

2025年11月11日 (火)

荷主ユーグレナは10日、マレーシアの国営石油会社ペトロリアム・ナショナル・ブルハド、エニライブ(イタリア)と共同で、マレーシア・ジョホール州ペンゲランでのバイオ燃料製造プラントの建設に向けたくわ入れ式を、8日に実施したと発表した。2028年下半期の稼働開始を目標としており、現在、工程は順調に進行している。今後、建設工事が本格化する予定だ。

同プラントは、ジョホール州の大規模石油化学・精製施設「ペンゲラン・インテグレーテッド・コンプレックス」(PIC)内に位置。主要な国際海運ルートに近接する立地を生かし、アジア地域を中心にバイオ燃料の供給を強化する。年間最大65万トンの原料処理能力を持ち、SAF(持続可能な航空燃料)、HVO(次世代バイオディーゼル燃料)、バイオナフサを製造する計画だ。

▲くわ入れ式の様子(出所:ユーグレナ)

原料には使用済み食用油や動物性油脂、植物油の加工残渣などの廃棄物を活用。環境負荷を抑えつつ安定した燃料供給を実現し、廃棄物の有効活用と持続可能なエネルギーの普及を目指す。

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