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九州で改正物効法3計画を認定

2017年5月31日 (水)

環境・CSR九州運輸局は5月31日、日本貨物鉄道(JR貨物)やオーシャントランス、柳川合同などから申請のあった改正物流総合効率化法に基づく総合効率化計画3件を30日付で認定したと発表した。

JR貨物、ランテック、日本フレートライナーの3社の計画は、福岡県・佐賀県から愛知県・中京地区間の冷凍冷蔵食品の輸送をトラック輸送から、31フィート冷凍冷蔵コンテナを使用し、北九州・福岡各貨物ターミナル-岐阜・名古屋各貨物ターミナル間を鉄道輸送に転換するもの。これによりCO2排出量を年間250トン、66%削減するほか、ドライバーの運転時間を年4755時間、72%減らす。

(出所:国土交通省)

オーシャントランスとNBSロジソルの計画はトラックから定期旅客フェリーを利用した海上輸送へのモーダルシフトするもので、佐賀県、山口県から茨城県への住宅建材の輸送について、トラック輸送から長距離フェリー航路を利用した海上輸送(無人車航送)に転換する。CO2を年間346トン(65%)、ドライバーの運転時間を年6690時間(89%)削減する。

柳川合同、柳川合同トランスポート、関東柳川合同、名門大洋フェリーの4社は、福岡県から埼玉県・東京・大阪への家具・雑貨の輸送をトラック輸送から、長距離フェリー航路を利用した海上輸送に転換するもので、CO2を年間308トン(26%)、ドライバーの運転時間を年1万7955時間(75%)の削減を見込む。