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プロロジス、「市川II」を三井物産L&Pと共同保有

2010年8月17日 (火)

ロジスティクス共同保有に合意したプロロジスパーク市川IIプロロジスは12日、日本ロジスティクスファンド投資法人と同投資法人の運営会社・三井物産ロジスティクス・パートナーズとの間で「プロロジスパーク市川II」(千葉県市川市)を共同保有することで合意したと発表した。

 

プロロジスでは、日本で新規開発した物流施設を長期保有資産として自社で100%保有する一方、一部の施設についてはパートナーと共同で保有する方針を打ち出している。市川の物件は「プロロジスパーク習志野III」に次いで2番目の案件として、共同保有に合意したもの。両社は最終的な調整を行った上で、9月上旬の契約を目指す。市川IIは引き続きプロロジスが施設の一部持分を保有し、プロパティーマネジメントやリーシング業務など、施設の管理・運営も従来の枠組みを継続する。

 

プロロジスは今後も「三井物産ロジスティクス・パートナーズとのパイプラインサポート協定書に基づき、安定的に投資機会を提供していく」としており、三井物産ロジスティクス・パートナーズのメインスポンサーである三井物産グループとの新規施設の共同開発についても検討していく。

 

パイプラインサポート協定書は、プロロジスと三井物産ロジスティクス・パートナーズの2社間での排他的協定ではなく、それぞれ他社との共同事業を行うことも可能で、プロロジスは現在「プロロジスパーク舞洲IV」(大阪市此花区、2010年8月末竣工)の開発で清水建設との合弁事業を進めている。