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人事担当役員率いる「働き方改革PJ」発足

丸全昭和運輸、年度末までに「新しい働き方」策定へ

2017年6月29日 (木)
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話題丸全昭和運輸は29日、人事担当役員をリーダーとする「働き方改革プロジェクト」を開始したと発表した。

物流業界で人材確保や長時間労働の是正が大きな課題となる中、日本経済再生に向けて政府が最大のチャレンジと位置づける働き方改革に取り組むことにした。

具体的には5月に「丸全版働き方改革プロジェクト」を発足し、(1)長時間労働の是正(2)若手社員の離職防止(3)多様性のある働き方の導入(4)人材育成、異動、評価制度の見直し――の4テーマを中心に対応策を講じる。

プロジェクトチームは人事担当役員をリーダーにコアメンバー11人で構成し、2018年3月までに全社員のアイディアを集約して「新しい働き方」をデザインする。

まずは厚生労働省のガイドラインに従い、客観的な労働時間管理に向け、クラウドネットワークを利用した勤怠管理システムを新たに導入する。今後、残業時間の把握に加えて、分析、削減策の効果測定などにも活用していくという。