ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

横浜冷凍、名古屋港に27年ぶり冷蔵倉庫建設

2017年6月30日 (金)
空白

拠点・施設横浜冷凍は6月30日、名古屋市港区に収容能力2万2300トンの冷蔵倉庫「名港物流センター」(仮称)を建設すると発表した。2018年11月の竣工を目指す。

▲挨拶を行う吉川会長

同社の吉川俊雄代表取締役会長は、30日に現地で行われた起工式で「名古屋地区で27年ぶりの冷蔵倉庫。物流が大きく変化する中、現状に適合した物流機能を持った冷蔵倉庫となる」と拠点新設への意気込みを語った。

名港物流センターは、NH3、CO2といった自然冷媒を用いる自然対流冷却方式を採用。電動式移動ラックを「カーゴナビゲーションシステム」と連動させ、フォークリフトによる入出庫作業を円滑にする。屋上には太陽光発電システムを設ける計画。

▲斎鍬を入れる西山社長

西山敏彦代表取締役社長は「神奈川県外に初めて進出したのが名古屋の地で、今回の物流センターは地元からも非常に期待されている」と述べた。

■名港物流センター(仮称)の概要
名称:名港物流センター(仮称)
所在地:名古屋市港区築地町8番
構造・規模:鉄筋コンクリート造、4階建て
敷地面積:1万500平方メートル
延床面積:2万600平方メートル
収容能力:2万2300トン(F級2万1430トン、C級870トン)
主な設備:高効率自然冷媒冷凍機、屋上太陽光発電システム、電動式移動ラック、カーゴナビゲーションシステム、ハイブリッドデシカント陽圧システム
竣工:2018年11月