サービス・商品東芝テックは1日、UHF帯RFIDハンドリーダー「UF-2200シリーズ」にバーコード読み取りスキャナを搭載した新モデル3機種を販売開始した。
バーコードスキャナを搭載したことにより、流通・アパレル業ではRFID読取による店頭での棚卸業務やバックヤードでの商品探索、バーコードスキャンによる検品業務も1台で対応可能となった。物流倉庫での入出庫管理、オフィスでの書類・資産管理などさまざまな用途に対応して業務効率を高める。
新商品のうち、「UF-2200-HRB-Rスキャナ搭載1W免許局モデル」「UF-2200-HLB-Rスキャナ搭載1W登録局モデル」の2機種は、電波の送信出力を従来の500ミリワット(mW)から最大1000mWにすることで、読取可能な距離が5メートルから7メートルまで対応。読取エリアが拡大することで棚卸の精度を高め、今まで読み取りが難しかった環境での精度も向上した。
「UF-2200-HLB-Rスキャナ搭載特定小電力モデル」は、読取速度を従来機の毎秒70タグから毎秒600タグへ大幅な高速化を実現。流通・アパレル、図書館などの大量のタグも、高速読取により業務効率を高める。
また、スキャナを搭載することにより、物流ラベルのバーコードをスキャンして、梱包箱の中のRFタグ付き商品を検品するといったさまざまな業務に適用範囲が広がった。
価格はオープンとなっている。