サービス・商品フェニックス(東京都千代田区)は11日、納品書などのバーコード伝票を自動で一括入力する機器、シートリーダーの新モデル「AX300」の販売を4月1日に開始すると発表した。
AX300は、機器本体に納品伝票の束をセットすることで伝票のバーコードデータを一括で読み取ることができる。バーコードが伝票のどこに印字されていても、自動で識別して読み取ることができるのが特徴。
CISスキャナで伝票全面をスキャンするため、バーコードの印字位置を問わず、自動で読み取る。印字ずれに対しても、スキャナ位置を調整せずに自動識別で正常に読み取ることが可能。
用紙の重送検知やデータの誤りチェック機能を搭載し、入力ミスや入力漏れの防止に配慮し、同社の調査では、データ入力の作業工数が10分の1以下に減少し、ほぼすべてのユーザーで入力ミスがなくなったという。