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日通総研、「ろじたん」に4つの新機能

2017年7月6日 (木)

サービス・商品日通総合研究所は6日、倉庫内作業分析ツール「ろじたん」の分析機能サービスをバージョンアップしたと発表した。新たに、作業日報作成や作業コストの妥当性の検証、スタッフの労務管理・育成計画などに活用できる、9種類の分析レポートの自動生成を可能にした。10日から提供する。

ろじたんは、スマートフォンの画面に表示されるボタンをタップするだけで、倉庫内作業スタッフの作業履歴を蓄積でき、その結果をウェブで集計・分析できるツール。

今回、新たに追加した分析機能では、主に「作業日報作成」「作業別概算コスト算出」「多能工化率集計」「超勤集計」のレポート生成が可能になっている。

作業日報作成レポートは、作業時間計測データをもとに、スタッフごとの日報レポートを生成。出力したい日付を指定するだけで、自動で生成されるため、手書きで日報を作成している事業者の事務処理工数を大幅に削減する。

作業別概算コスト算出レポートは、スタッフの雇用形態(料金形態)ごとの作業単価を設定することで、スタッフの作業時間から自動で作業別コストを算出する。この機能により、見えづらかった作業単位でのコスト把握が可能になった。作業ごとのコストが明確になることにより、コストの妥当性の検証などに活用できる。

多能工化率集計レポートは、作業別・スタッフ別の作業従事率を集計。一覧で確認することで、多能工化されている作業や、幅広い業務に対応できるスタッフの教育状況などの確認に使用できる。

超勤集計レポートは、任意に指定した基本勤務時間に対する、スタッフ毎の超過勤務時間を自動で集計して表示する。ひと目で超過勤務をしているスタッフ・合計超過時間がわかるため、労務管理や、超過時間発生の原因究明に活用可能。

これら4つの分析機能のほか、曜日別作業波動の確認ができる「曜日別時間構成グラフ」や、ピッキング作業中のスタッフ滞留状況がわかる「ピック作業分あたり歩数グラフ」の生成も可能にした。