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日通総研、倉庫作業分析「ろじたん」に2つの新機能

2018年5月22日 (火)

サービス・商品日通総合研究所は22日、倉庫内作業の分析ツール「ろじたん」に、作業時間データに数量データなどを追加できるようするほか、1台のスマートフォン端末で複数人の同時計測が可能になる2つの新機能を6月中旬から提供開始すると発表した。

新機能では、記録していく各作業データにスマホ端末から「数量」と「メモ」の情報を入力できるようになる。これにより、現在使用中の倉庫管理システム(WMS)からは収集できない処理数、バッチ番号、車両番号などの情報を作業時間データに紐付けて収集可能になる。

(以下画像の出所:日通総合研究所)

「数量」はプラスやマイナスのボタンをタップするだけで数字を増減でき、キーボード入力も可能。「メモ」を1つ前の作業で入力した場合は、同じ内容が再度表示されるため、変更が無い場合は再入力不要。

表示キーボードの入力形式は「文字」以外に「数字のみ」の設定が可能となっている。実績情報入力の実施有無は作業項目ごとに設定でき、入力のタイミングは作業開始前か終了後のいずれかを指定できる。

また、これまでは、スタッフ自身がろじたんのスマホ画面をタップする仕組みのみだったため、作業途中で操作が難しい現場では使用できなかったが、今回、現場のリーダーや管理者などがスマホ端末1台で、複数人の作業を目視しながら画面をタップして記録できる機能を追加した。スタッフの個別識別が不要な場合は、対象者が行っている作業と従事している人数のみの記録も可能としている。