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国交省が鉄道輸送統計月報の公表開始

九州の鉄道貨物輸送が大幅増、4月

2017年7月18日 (火)

調査・データ国土交通省が今月から新たに公表を開始した鉄道輸送統計月報によると、4月の鉄道貨物輸送は354万トンで2016年4月より0.9%増えた。トンキロベースは1.7%増の18億トンキロで、特に車扱貨物の伸びが輸送量を押し上げた。

輸送トン数の地域別(運輸局別)では、北海道(7.9%減)を除く8地域で前年同月実績を上回り、九州が9%増と最も高い伸びを示した。このほか中国が4.7%増、北陸信越が3.6%増などと目立った伸び。2.9%増となった近畿は、車扱貨物(14.1%増)を大きく伸ばした。北海道は車扱貨物(45%減)の減少が響いた。

トンキロも九州が16.8%増と他地域を大きく引き離して高い伸びとなり、中国(6.3%増)、近畿(3.5%増)がこれに続いた。北海道(4.5%減)と東北(1.6%減)は前年同月実績を割り込んだ。