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SBS、UA投資法人に自社利用前提の物流施設売却

2017年7月26日 (水)

ロジスティクスSBSホールディングスは26日、傘下のSBSロジコムが7月27日付で不動産信託受益権を売却する予定の「吉川物流センター」(埼玉県吉川市)、譲渡先がユナイテッド・アーバン投資法人であることを発表した。

予定通り譲渡契約を締結する見込みが立ったことを受け、情報を開示したもので、同センターの売却に伴い7-9月期の不動産事業で譲渡額19億6000万円を売上高に、譲渡益14億2000万円を営業利益にそれぞれ計上する。

SBSロジコムは同センターで国内製薬会社向けの物流業務を受託運営しており、売却後も利用を継続するため、同投資法人と長期建物賃貸借契約を結ぶことになっている。SBSロジコムが同投資法人と継続利用を前提に物件を売却するのは、「川越物流センター」(川越市)に続いて2件目。

吉川物流センターは土地面積5705平方メートル、地上5階建て、倉庫部分4層の物流施設で、床荷重は1.5トン(1平方メートルあたり)、梁下有効天井高5.5メートル以上(1階6.9メートル、3-5階6.6メートル)と倉庫として汎用性のあるスペックで、空調や荷物用エレベータ2基を備えている。