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SBS中間決算、物流堅調も不動産停滞響き減収減益

2017年8月10日 (木)

ロジスティクスSBSホールディングスが10日発表した6月中間決算は、主力の物流事業で増収増益を確保したものの、前年同期に90億円の売上と44億円の利益を生み出した不動産事業で物流施設の売却がなかったことで全体の売上高が50億円近い減収となり、その影響で営業利益も36億円(67.4%)減の17億4300万円となった。

上期(1-6月)は、物流事業で新規立ち上げ案件と前期までの業務拡大が売上増(4%増)に寄与し、部門利益も人件費や傭車費の上昇分を吸収して1.3%の微増益となった。不動産事業はテナントの入れ替えで一時的な空室期間が発生したほか、物流施設の売却がなかったことで売上が85.4%の減収、営業利益も85.1%減の6億5300万円にとどまった。

通期はこれまでの業績予想を維持し、売上高1500億円(前期比0.6%増)、営業利益62億円(17.5%減)、最終利益40億円(21.7%減)を見込む。

■2017年12月期第2四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
71,762-6.2%
営業利益
1,743-67.4%2.4%
経常利益
2,055-63.5%2.9%
当期利益
1,417-64.6%2.0%