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SBS・3Q、物流堅調も不動産収益半減で減益

2017年11月10日 (金)

財務・人事SBSホールディングスは10日、今年度第3四半期(1-9月期)決算を発表した。主力の物流で増収増益となったものの、不動産の売上・利益が半減したのが響き、減収減益。

また、10月以降に予定していた複数の物流施設の流動化案件を見送るのに伴い、通期は営業・経常利益予想を数億円引き下げ、売上高1500億円(前期比0.6%増)、営業利益55億円(26.8%減)、最終利益40億円(21.7%減)を見込む。

物流事業は16年度拡大した5万坪を活用する案件が収益に寄与。新規顧客の取りこみもあり、49億円増の1030億4100万円(前年同期比5%増)を売り上げた。人件費・傭車費の上昇に対しては、料金改定やコスト低減の取り組み強化で対応し、15億5900万円(10.4%増)の部門利益を確保した。

一方、不動産事業は7月に埼玉県吉川市の物流施設を売却したものの、16年度の規模には及ばず、売上高が56億7500万円(59.1%減)、営業利益が24億1300万円(49.2%減)にとどまった。

■2017年12月期第3四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
111,925-0.4%
営業利益
4,202-33.1%3.8%
経常利益
4,442-32.5%4.0%
当期利益
2,954-35.7%2.6%