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物流倉庫や工場向けの開発想定

ZMP、研究開発用移動台車の受注開始

2017年9月6日 (水)
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サービス・商品ZMPは6日、コンピュータ制御に対応する研究開発用の移動台車プラットフォーム「POWER WHEEL II」(パワーホイールツー)の受注を開始したと発表した。

さまざまな実験機材を搭載しており、長時間の実験が可能な自動搬送・移動ロボットの研究開発プラットフォームとして開発した。物流倉庫や工場内の次世代自動搬送機の研究開発、自律移動台車・移動ロボットを用いた新たなサービスの研究開発など、汎用的な移動台車ロボットプラットフォームとしての活用を想定している。

独立二輪駆動方式の6輪(中央部駆動輪×2、自在輪×4)台車で8時間走行する。最大積載重量は100キロで、さまざまな実験機材の搭載に対応。制御用PCとしてLinux(リナックス)PCを積んでおり、オプションのモニタ・キーボードを接続することで、オンボード開発が可能だ。

ソフトウェア開発環境(SDK)としてセンサー情報の取得、モーター駆動、通信(WiFi)などのライブラリとサンプルプログラムが付属しており、これらを用いて顧客は自由にアプリケーションを開発することができる。

価格は300万円(税別)で6日から受注を開始、12月に出荷する。