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三菱電機、中国のFA機器生産能力を拡大

2017年9月27日 (水)

拠点・施設三菱電機は27日、中国のFA機器生産会社である三菱電機自動化機器製造常熟の第二工場を2倍に拡張すると発表した。2018年10月から稼働を開始し、同国でのFA機器事業の拡大を図る。

近年、中国では製造業での自動化・省力化に加え、「中国製造2025」などの知能化・IoT化を進める国家プロジェクトや産業振興策による投資が活発化しており、FA機器需要も拡大している。

三菱電機は、三菱電機自動化機器製造常熟の第二工場を17年4月に稼働して対応してきたが、今後もさらなる需要の増加が見込まれることから、第二工場を2倍近く拡張し、FA機器の生産体制を強化することにした。

■第二工場拡張の概要
所在地:江蘇省常熟高新技術産業開発区東南大通3号(三菱電機自動化機器製造常熟内)
拡張面積:1万500平方メートル(延床面積2万1000平方メートル)
構造:鉄筋コンクリート造、地上2階建て
主な生産予定製品:サーボモータをはじめとするFA機器
稼働開始予定:2018年10月
投資額:30億円(建物・生産設備含む)
環境・省エネ対策:e-F@ctory(イーファクトリー)を活用したエネルギー管理システム、LED照明