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キューネ決算、営業益減も海空貨物首位維持

2026年3月4日 (水)

財務・人事スイスの物流大手キューネ・アンド・ナーゲルは3日、2025年通期決算を発表した。売上高は244億7600万スイスフラン(4兆9300億円)で前年比1%減、調整後EBIT(利払い前・税引前利益)は13億8000万スイスフランで同17%減となった。最終利益は9億2500万スイスフラン。景気減速の影響を受けたが、海上・航空貨物の取扱量では世界首位を維持した。フリーキャッシュフローは9億1700万スイスフランと前年から48%増加した。

海上物流は売上88億1700万スイスフラン、コンテナ取扱量は430万TEUで首位を維持。中小顧客向け貨物の拡大が進み、年間取扱量の半数を占めた。航空物流は取扱量が%増の220万トンとなり、クラウドやデータセンター関連貨物の需要拡大を背景にシェアを拡大した。

コントラクトロジスティクスはEBIT2億5500万スイスフランと過去最高を更新。日本、トルコ、ベトナム、UAEなどで新拠点を開設した。一方、欧州景気の低迷は陸上物流に影響し、グループ全体の利益を押し下げた。

同社は25年第4四半期に2億スイスフラン超のコスト削減策を実施。AI(人工知能)を活用した業務効率化も進めており、27年以降に生産性向上効果を見込む。26年の調整後EBITは12億-14億スイスフランを予想している。

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