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ニチレイロジ、待機解消へトラック事前予約導入

2017年10月13日 (金)

話題ニチレイの物流部門を担うニチレイロジグループ本社は13日、トラック待機問題を緩和し、解消を図るため、26日から「トラック事前予約システム」の運用を開始する、と発表した。

まずは傘下のロジスティクス・ネットワークの杉戸物流センター(埼玉県杉戸町)と大阪埠頭物流センター(大阪市住之江区)に導入し、段階的に導入拠点を拡大する。

物流業界では、物流センターでスムーズな荷下ろしや積み込みができないためにドライバーが長時間待機・拘束されている「トラック待機問題」が社会的な課題としてクローズアップされている。

低温物流業界でも同じ課題を抱えており、同社は「物流センターに到着した順番で入出庫の対応を行っていること」に一因があると判断。「そのためにトラック(荷主)側は営業時間の開始より前に物流センターに到着し、順番を確保するために待機」するという状況も生み出している。

一方、物流センターでは限られたトラックバースに必要な作業員を配置しているが、朝などトラックが集中する時間帯には台数が入出庫作業の処理能力を超え、トラック待機を発生させているほか、物流センターの寄託者とトラック手配する運送荷主が異なる場合があり、センター側は「何時にどこの運送会社のトラックが何を積む(積んでくる)のか分からない」ため、事前調整が難しい。

そこで、今回ニチレイロジグループが導入するトラック事前予約システムは、物流センターごとに設定された時間帯別の入出庫可能枠に対し、トラック側(荷主や運送会社)が入出庫の希望時間を予約できるようにする。

これによって順番確保のための待機を不要とし、トラック側から運送依頼書や送り状といった積荷明細を物流センター側に事前送付することで、これまでトラック到着後に行っていた運送会社の照合、オーダーの照合を事前に実施、到着からトラックバースへの誘導をスムーズに行うことができる。