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メガネスーパー、位置測位連動型メガネ開発へ協業

2017年10月31日 (火)

サービス・商品メガネスーパー(神奈川県小田原市)は10月31日、ウェアラブル事業を加速させるため、5月1日付けで設立した新会社「Enhanlabo」(エンハンラボ、東京都港区)を通じ、BtoB位置測位IoT事業を展開するタメコ(同)と共同で、屋内位置情報と視覚を連動させた融合ソリューションを開発し、共同営業を始めると発表した。

「視覚拡張」による作業効率化と、「位置連動型オートメーション」による作業効率化のメリットを掛け合わせるための位置連動型ウェアラブルソリューションを開発する。タブレットやスマートフォンに格納された作業マニュアル、遠隔画像がエンハンラボのメガネ型ウェアラブル端末「b.g.」(ビージー)上で作業位置に応じて自動的に切り替わるという。

エンハンラボは「IoT含む他業態ソリューション」と提携することで、b.g.の高解像度ディスプレイがイノベーションをもたらす「可能性が大いにある」として、リアルタイム位置測位IoTに取り組むタメコとの協業を決めた。

タメコは、「位置連動型オートメーション」をキーコンセプトとして、超広帯域周波数帯(UWB)やブルートゥース(BLE、ブルートゥース・ロー・エナジー)を用いたリアルタイム位置測位IoTを産業向けに展開。工場・物流からヘルスケアまで、2020年に1兆円に達するといわれるリアルタイム位置測位市場で強みを持つ。