サービス・商品アジュールパワー(東京都千代田区)は7日、サイバーダイン・オムニネットワークス製のGPSゲートウェイ端末「Acty-G1」用いたIoT位置情報利活用プラットフォーム「位置情報追跡ソリューション」を公開した。
人工衛星みちびきL1/CA信号に対応し、ジャイロセンサー、加速度センサーを標準搭載。オプションの外部温度センサーを利用することで、位置情報と温度情報を統合管理することが可能だ。
アジュールパワーが運用する「Azure」(アジュール)を活用したIoTプラットフォームとGPSゲートウェイ端末を利用し、精度の高い位置情報を可視化できる。モノにGPSトラッカーを設置するだけで使える「閉域SIM」を採用、ウェブ画面ですぐに位置を把握することができる。GPSトラッカー、SIMの情報を一元管理したり、「ルール(しきい値)設定」で、アラートの送付やほかのデバイスを制御する機能を備える。
同社では、トラック・自動車・自転車など車両の位置確認や現金輸送などのセキュリティー輸送、カーゴ台車・パレット・建設機械・コンテナの位置確認、冷蔵・冷凍品輸送、医薬品輸送、レンタル品追跡――といった物流分野のほか、車いす、子供の見守りなど、「位置情報をタイムリーに確認したいソリューション」での利用を想定している。マイクロソフト製品との親和性が高い。
■アジュールパワー
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