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SBS、千葉県野田市で延床面積7万坪の計画

2018年2月19日 (月)

ロジスティクスSBSホールディングスの鎌田正彦社長は、19日に開催した前12月期決算説明会で、千葉県野田市に同社グループの倉庫拠点としては過去最大となる物流センター「野田市瀬戸センター」(仮称)を2020年秋と22年の2期に分けて開設する、と発表した。

物流企業が手がける拠点では異例の延床面積7万坪(23万平方メートル)に達する大規模施設とする計画で、倉庫内では自動化やロボット物流といった実験拠点の役割を担う。

現地は常磐自動車道柏インターチェンジに近接し、東京都内まで10分程度でリーチする好立地。首都高速道路や東京外環道路、圏央道などを経由して東北、北陸、東海をカバーしやすい。

鎌田社長は「ほぼ土地を手当するメドが立った」と話し、計画が前進していることを説明。施設は1フロア8000坪から9000坪の広いスペースを確保し、自動化やロボット制御を取り入れる考えを明かした。鎌田氏は「これまでの営業活動で、すでに6万坪近い荷主からの引き合いがある。当社最大規模ということもあり、何としても成功させたい」と述べた。

同社は野田市瀬戸センターのほかにも茨城県阿見町で三温度帯施設、大阪市住之江区で大阪南港物流センターの建設を進めている。