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三井物産、豪ブラウズLNGプロジェクトに参画

2012年5月1日 (火)

荷主三井物産は1日、三菱商事と折半出資する豪ジャパン・オーストラリアLNG(MIMI)社を通じ、豪ウッドサイド・ペトロリアム社が推進するブラウズLNGプロジェクトに参画する、と発表した。

 

MIMI社が新設した子会社ジャパン・オーストラリアLNG(MIMIブラウズ)社と、ウッドサイド社の子会社ウッドサイド・ブラウズ社が4月30日に権益売買契約を締結した。

 

豪政府の承認、既存パートナーによる先買権放棄を含む契約上の先行要件の充足を経て、2013年3月期第2四半期中に権益取得を完了する見込み。

 

プロジェクトは、豪西オーストラリア州沖合のブラウズガス・コンデンセート田で生産する天然ガス・コンデンセートを同州キンバリー地区に輸送し、精製・液化・出荷を行う大規模な開発計画で、ウッドサイド社の子会社がオペレーターを務めている。

 

現在、2013年6月末までの最終投資決断を目指し、2012年初めに終了した基本設計の評価作業、設計・調達・建設業者の選定に向けた作業を行っている。

 

MIMIブラウズ社とウッドサイド・ブラウズ社は今後共同で、両社がプロジェクトから引き取る一定量のLNGについて、日本を含むLNG顧客向けの販売活動を進めること、またウッドサイド・ブラウズ社のプロジェクト開発資金調達をサポートすることで合意している。