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ロジスティクス味の素、カゴメ、日清オイリオグループ、日清フーズ、ハウス食品グループ本社、Mizkanの食品メーカー6社は16日、九州で2019年1月から常温製品の共同配送を段階的に開始する、と発表した。配送拠点と配送車両を共同利用することで輸送効率の改善につなげる。
九州でスタートする共同配送では、6社合わせて3か所ある配送拠点を新拠点に集約し、各社の商品を積載することで物流効率を高めるとともに、配送回数が減少することで納品先の荷受時の負担軽減を見込む。
新配送拠点では、6社の情報システムと連結して物流情報を一元化し、在庫管理や配送車両の手配を省力化。長期的に懸念される人手不足に対応するための設備導入も予定しているという。
6社は15年から食品企業物流プラットフォーム「F-LINE」の構築を目指し、「持続可能な物流体制」を検討。関東・関西間の中距離幹線輸送再構築や北海道での共同配送の取り組みを進めている。
また、味の素、カゴメ、日清オイリオグループ、日清フーズ、ハウス食品グループ本社の5社は、19年4月に全国規模の物流会社を発足することに合意している。6社は今後、F-LINEプロジェクトで連携しながら、トラックドライバーや物流センターなどの資産の共有、共同配送による配送件数の削減、幹線輸送の再構築など「既存の枠組みを超えた強固な協働体制」で物流プラットフォームの確立を目指す。
