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ECオープンロジ（東京都豊島区）は13日、同社の物流プラットフォーム「オープンロジ」が「Yahoo!ショッピング」とAPI連携を実施した、と発表した。数多くの利用者を抱えるショッピングモールサイトと機能連携することにより、この機能を利用する出店者は煩雑なデータ管理による発送漏れや誤出荷、欠品、過剰在庫といった負担を軽くできるようになる。
▲API連携のイメージ（出所：オープンロジ）
今回の連携は、Yahoo!ショッピングでオープンロジの機能を継ぎ目なく使えるようにする取り組みで、オープンロジは出店者向けに無料で、同社の仕組みに商品登録から発送依頼までの物流管理業務を自動化するサービスの提供を13日から開始した。
オープンロジは、これまでもYahoo!ショッピング出店者向けに商品の保管・発送代行サービスを提供していたが、利用にはデータ加工などアナログな作業が必要だったため、こうした“不便さ”を解消。利用者は、必要な商品情報を1クリックでオープンロジに連携し、商品の発送まで自動化できるようになる。
▲利用手順（出所：オープンロジ）
同社では「特に中小規模のEC事業者は、業務効率化にかける費用を抑える傾向にあり、欠品、過剰在庫、煩雑なデータ管理による発送漏れや誤出荷などが結果としてEC事業者の負担となっている。APIによるシステム連携は無料で利用できるため、規模を問わず幅広い層のEC事業者の業務効率化をサポートしていく」としている。
今後もECモールやカートサービス、受注一元化なでのEC支援サービスとAPI連携を進め、物流管理に伴う業務負担の軽減に取り組む方針だ。
