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6月28日15時に会員向け告知

ローソン、8月いっぱいでネットスーパー宅配撤退

2018年6月28日 (木)

ロジスティクスローソンは、ネットスーパー事業で購入された商品の受け取り場所を店頭に一本化することを明らかにした。「ローソンフレッシュ」の名で提供してきたネットスーパー事業だが、宅配コストの上昇と利用者の伸び悩みで商品宅配を8月いっぱいで取りやめることにした。

これまでは首都圏で540円(税込)、首都圏以外では756-1620円の送料を設定し、地域によって5000円から7000円以上購入した場合に送料を無料(沖縄県以外)にする体系で宅配サービスを提供。利用額の多い顧客に対しては「プレミアム会員」として週に1回、2500円以上購入すれば送料無料で定期宅配するサービスも展開していた。

しかし、ローソンフレッシュは利用者が6万人程度と伸び悩み、ヤマト運輸や日本郵便を通じて提供している宅配コストの上昇もあって、サービスの終了を決めた。まずは7月末でプレミアム会員サービスを終了し、8月末には宅配そのものを取りやめる。

今後は「ローソンピック」のサービス名で提供している店頭受取型のネット通販に絞り、店舗から個人宅などへの宅配からは撤退。利用者に対しては、28日15時にローソンフレッシュのサイト内で宅配サービスの終了を告知する。