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住友倉庫、新中計策定、5年で700億円投資

2012年5月21日 (月)

ロジスティクス住友倉庫は21日、2012年度を初年度とする5か年の中期経営計画を策定した。期間中、総額700億円の投資計画を掲げるとともに、最終年度の2016年度には売上高1900億円(11年度実績は1397億円)、営業利益130億円(同96億円)を目指す。

 

5年間で総額700億円を投資する計画の内訳は、物流事業250億円、海運事業50億円、不動産事業360億円、情報システム・地球環境保全など40億円――となっている。

 

具体的には、アジア・中東地域で新拠点を構築し、海外子会社の拠点拡充と航空貨物取扱体制の整備・強化を進める。北米では海運事業の強化を図り、連結子会社「WSL」の定期航路サービスとアジア・北米子会社を活用した新たな物流サービスの構築に取り組む。

 

国内では、SCM再構築需要を見定めて拠点拡充を進めるほか、物流アウトソーシング需要に対応した配送センター業務への取り組みを加速する。不動産事業では、所有する土地で新規賃貸施設を建設するとともに、首都圏の事業基盤強化に努める。