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SBSゼンツウ、IP無線とiGOQで情報共有リアルタイム化

2018年9月3日 (月)
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調査・データクラウドサービスやソフトウェアプロダクトを提供するシアンス・アール(東京都中央区)は3日、独自開発したスマートフォン向けIP無線「Aldio」(アルディオ)が、SBSホールディングス傘下のSBSゼンツウ(埼玉県戸田市)に採用されたと発表した。

SBSゼンツウではMCA無線を導入していたが、通話エリアが狭く、遠方ではなかなか無線が届かないことがあった。通信エリアが限定されていたことにより導入できない事業所があったことや、MCA無線が車両に固定されていたため、応答が車両内に限定されていたことが課題となっていた。

そこで同社は、Aldioに加えて、SBSロジコムが提供する車両の動態管理ができる物流シェアリング・プラットフォーム「iGOQ」(イゴーク)を全事業所に導入。緊急事態でも、車両の位置情報の管理とドライバーと運行管理者の情報共有がリアルタイムにできるようになった。

スマートフォンは、SBSロジコムが「イゴーク・モバイル」をレンタル提供することで、「初期費用や煩雑な手続きをすることなく使用を開始できた」という。

各ドライバーにAldioをインストールしたスマホを持たせ、 毎日、南大沢のセットセンターでセットされた荷物を、東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、福島、静岡、山梨、新潟の全61の管理センターへ配送。

一般の道路を使って配送業務を行っているため、「事故を起こさないことが義務」として、出庫時の安全宣言にAldioを活用している。 また、目的地到着時や終了時にもドライバーと管理側で情報を共有、 各センターへの到着時には納品時間をコントロールするための待機連絡にも使用している。

Aldioは、音声でのリアルタイムな情報共有ができる、スマホIP無線サービス。アプリをインストールするだけで利用開始できる。

■SBSゼンツウ導入事例特設ページ
https://www.aldio.net/example/example-article04.html