サービス・商品セイノー情報サービスは6日、「ロボットと人の協働」を実現する、物流ロボット・システムを提供開始すると発表した。
これまでのロボットシステムは新たな物流センターを構築するような大規模な設備が必要だったが、同社は既存の物流設備と業務システムを活かしながらロボットを導入し、人とロボットの協働を実現するロボットマネジメントシステムを開発した。既存環境を活用することで短期・ローコストな導入が可能になる。
また、ロボットは物流現場の段差や隙間に対応できるクローラー型の搬送ロボットを採用。将来的には業務に合わせた異なるタイプのロボットを利用できるようにする。
11日から開催される「国際物流総合展」と10月19日から開かれる「ものづくり岐阜テクノフェア」で、クローラー搬送ロボットと同システムを初公開する。