財務・人事SGホールディングスが2日発表した9月中間決算は、主力の宅配(デリバリー)事業と企業の物流業務を受託するロジスティクス事業などが好調に推移し、売上高が12.7%増(前年同期比)の5425億円、営業利益が12.9%増の326億円となった。
デリバリー事業では、飛脚宅配便の取扱個数が前年上半期と比べて800万個少ない6億100万個(1.3%減)となったものの、運賃アップによって平均単価が上昇したほか、グループ会社横断の営業組織「GOAL」によるソリューション提供の拡大、「TMS」の強化、日立物流との協業による付加価値の高い輸送サービスの拡大が増収増益に寄与した。
従業員の採用強化、集配委託取引の増強なと?働き方改革、輸送インフラの強化も進めた。
通期は売上高1兆1000億円(前期比5.3%増)、営業利益675億円(7.6%増)、最終利益405億円(12.4%)を見込む。
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 542,552 | 12.7% | |
営業利益 | 32,685 | 12.9% | 6.0% |
経常利益 | 33,994 | 15.7% | 6.3% |
四半期純利益 | 19,119 | 14.8% | 3.5% |