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アプリ開発不要で運用可能、RFIDリーダ新発売

2018年11月6日 (火)

サービス・商品東北システムズ・サポート(仙台市青葉区)は6日、Android搭載のUHF帯RFIDリーダライタ「DOTH-400シリーズ」を発売すると発表した。同日から受注を開始した。

この製品はRFIDリーダーと業務用モバイルの機能を兼ね備えたUHF帯RFIDリーダーで、長距離読み取りに対応し、高所や倉庫内などの遠く離れた位置にあるICタグへのアクセスが可能。重なったICタグも漏らさず正確に読み取る。本体は片手で扱いやすいガンタイプで、人間工学的に設計されたグリップとトリガーボタン、視認性の高い5インチディスプレイにより、作業の快適性を高める。

OSはAndroid 6.0プラットフォームを採用、1次元・2次元コードスキャナやWi-Fiなど、多様な業務に必要とされる機能を搭載した。ICタグと1次元・2次元コードの読み取りはボタン1つで簡単に切り替えることができ、読み取ったデータを高速に処理することで、業務効率を向上させる。

製品ラインアップとして、長距離読み取りが可能な高出力モデルと、使用場所を限定しない特定小電力モデルを用意。特に、特定小電力モデルは電波利用申請が不要のため、作業拠点の新設や移動にも柔軟に対応できる。小売店での商品管理や棚卸のほか、屋外での設備点検、イベント会場での入退場チェック、運送業の荷積み荷降ろしなど、幅広いシーンでの導入が可能となっている。

また、製品の発売に合わせて、「棚卸アプリ」をリリースする。このアプリは棚卸作業をはじめ、入出庫検品、探索、作業結果のCSV出力など、RFIDを使用した業務に関わる機能が盛り込まれている。通常、RFIDリーダーを導入しても、システムを用意しなければ運用できないケースが多いが、同製品と棚卸アプリを合わせて導入することで新たなシステム開発が不要となり、迅速に運用を開始することが可能となる。

■製品詳細
https://rfid.tss21.co.jp/product/doth-400/