東芝テック、UHF帯据置型RFIDリーダライタの新製品

サービス・商品東芝テックは28日、流通・アパレル業に適したUHF帯据置型RFIDリーダライタ「UF-2140」を発売した。

UF-2140は「UF-2110」の後継機種として、高性能な新型RFIDモジュールを搭載。RFタグ読み取り用のアンテナ接続ポートを拡張し、接続できる標準アンテナを拡大した。最大4枚のアンテナを接続できるため、一つのリーダーで複数箇所の読み取りや広い範囲の読み取りが可能になった。複数アンテナにすることで、RFタグの読み取り精度を高めた。

付属のUSBケーブルでPCと接続し、付属のアンテナケーブルでRFIDアンテナを接続して使用する。専用の設定ツールを使うことで、機器の設定、RFタグの読み取り・書き込みテストが容易になる。

また、同社製のRFIDミドルウェアを使用することにより、使用条件に合わせたデバイス制御やデータ活用が可能。

■「UF-2140」の概要
商品名：UHF帯据置型RFIDリーダライタ「UF-2140-DS-R」
発売日：2016年3月28日
価格：オープン価格
発売地域：全国
販売予定数：1000台/年間
販売ターゲット：流通・アパレル業、物流業、製造業
製品型番：UF-2140-DS-R
電波法：特定小電力無線局
送信周波数：916.7-922.3MHz
送信出力：125mW-1mW
出力調整：20段階
対応タグ：ISO/IEC18000-6TypeC（EPC global Class1 Generation2）
アンテナ接続端子数：4（送受信アンテナ）、アンテナごとに異なる出力設定が可能
ホストインターフェース：USBコネクタ×1
外部入出力制御端子：入力：2出力：2
対応OS：Windows7/Windows8
外形寸法：160（幅）×128（奥行）×39.1（高さ）ミリ
質量：450グラム
製品型番：UF-2110-AM-R標準対応アンテナ
アンテナ：円偏波
標準ケーブル長：1.5メートル
外形寸法：190（幅）×190（奥行）×25（高さ）ミリ
質量：430グラム