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NCA、韓国公取法違反の課徴金取り消し求め上告

2012年6月4日 (月)

話題日本郵船は4日、航空貨物運賃に関する韓国公正取引法違反で子会社の日本貨物航空(NCA)が課徴金を課される処分通知を受けたことに関連し、処分取り消しを求めた訴訟でソウル高等法院がNCAの訴えを棄却したことを受け、NCAが「承服できない」として1日、上告したと発表した。

 
NCAは2010年11月、航空貨物運賃に関する韓国公取法違反行為があったとして、韓国公取委から課徴金を課す処分決定通知(議決書)を受領。その後、韓国公取委からの通知内容に「承服できない」としてソウル高等法院へ処分決定取り消しの訴えを提起していたが、ことし5月16日、日本発韓国向けの事案については、訴えを退ける判決が下された。

 

NCAは同社の訴えを棄却した判決内容を精査した結果「内容に承服できないものがある」として、1日夕刻に上告した。韓国発全世界向けの事案は、現在もソウル高等法院で審理中。