エレコム、イデアインターナショナルと資本業務提携、物流協業でコスト削減図る

話題エレコムとイデアインターナショナルは25日、協業を目的とした資本・業務提携の基本合意書を締結すると発表した。

エレコムは新たな顧客層獲得の一環として、イデアの直営店、デザイン雑貨を取扱う取引企業との取引拡大を推進しており、イデアはアジア市場の開拓のため、エレコムグループ会社、代理店との取引を拡大していた。

両社は資本・業務提携により、関係の緊密化を図るとともに、互いの事業分野での販売機会増大につなげる。資本提携では、エレコムがイデアによる第三者割当増資、転換社債型新株予約権付社債を全額引受ける。資本・業務提携により、イデアはエレコムの持分法適用会社となる。

業務提携では、（1）エレコム製品のイデアの直営店、国内取引先での販売拡大（2）イデア製品のエレコムグループ会社、代理店での販売拡大（3）購買部門、物流部門における協力関係の構築によるコストダウン――などを実施する。