
▲「仙台支店卸町物流センター」外観
拠点・施設日本通運は18日、陸海空の輸送モードに対応する東北の基幹物流拠点「仙台支店卸町物流センター」の増築工事を終え、16日に竣工したと発表した。増築後は延床面積が68%、6万8918平方メートル拡大した。
卸町物流センターは、東北を縦貫する国道4号線、仙台空港へ接続する仙台東部道路、仙台港を基点とする湾岸道路の三陸自動車道などにアクセスしやすく、配達時間・物量・輸送距離に応じて柔軟に輸送モードを選択できるのが最大の特徴。
日通では、増築工事の竣工を機に、陸海空の多彩な輸送モードで国際物流を加速させる多機能拠点として運用していくほか、食品・飲料の共同配送業務など東北のゲートウェイセンターとしても活用する。
建築面積:2万2239平方メートル(増設9104平方メートル、既設1万3135平方メートル)
延床面積:6万8918平方メートル(増設2万7993平方メートル、既設4万925平方メートル)
構造:鉄筋コンクリート造、地上6階建て(倉庫4層)
主要設備:高床・低床ホーム、全天候型トラックバース・ピッキングスペース完備、LED照明設備、自家給油スタンド、非常用発電設備