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越LCCのVJ、貨物・旅客両面で日本と結びつき強化

2019年7月16日 (火)

国際格安航空会社(LCC)のベトジェットエアは12日、成田=ホーチミン線に新規就航した。同社が成田空港へ就航するのは、1月のハノイ線以来2路線目で、日本航空(JALカーゴ)がベトジェットエアカーゴの日本地区貨物総代理店を務める。

使用機材は「A321neo」で成田8時55分発、ホーチミン13時(現地時間)着、飛行時間は6時間。9時30分発のハノイ線と併せ、ベトナムの南北主要2都市と成田を毎日2便、ダイレクトに結ぶ。

ベトジェットエアのドゥ・スアン・クアン副社長は、成田空港で12日に行われた就航式で「新路線である東京(成田)-ホーチミン路線の就航は、日本とベトナムの4つの経済、観光の中心地、東京、大阪、ハノイとホーチミン市を結んだことを意味し、両国だけではなく、国内外のあらゆる顧客へ渡航時間、渡航先、リーズナブルな運賃といった点で、より多くの選択肢の提供を可能にした」と話した。

同社は7月に外資系ローコストキャリアとして初めて経団連入りを果たしたほか、10月31日からは日本への5路線目となる羽田・ダナン線の開設を予定するなど、ことしに入って急速に日本との結びつきを強めている。