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富士山MS、出版社協力で配送費想定下回る見通し

2019年7月16日 (火)

荷主富士山マガジンサービスは16日、想定していた書籍配送コストについて「発生しないことが明らかになった」として、2019年度上半期(1−6月)の利益予想を上方修正した。

上半期は「ヤマト運輸のDM便」が雑誌配送で利用できなくなったことに伴い「配送手段の変更」「配送業者の代替先確保」のためのコストが先行すると想定していた。

実際には「出版各社から、配送先変更、配送原価の値上がりに対応した配送料金の値上げなどへの協力が得られた」ほか、事前に開発準備していた配送先の代替先選択に対応できる「配送先管理システム」が稼働したことで、当初の想定ほどコストがかからないことが判明。

これに伴い、上半期の営業利益は44.4%(6500万円)上振れし、1.1億円で着地する見通しとなった。