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7月航空貨物、成田14か月ぶり取扱増ほか4港

2019年8月6日 (火)

調査・データ東京・大阪・名古屋・沖縄地区税関が6日に発表した主要5空港の貨物取扱量(速報値、7月)によると、米中貿易摩擦の影響で軒並み前年割れが続くなか、成田空港が総取扱量で14か月ぶりに前年同月比プラスに転じ、前年を20トン上回ったことがわかった。内訳を見ると、積込量・取卸量ともに仮陸揚量が大きく増加し、輸出入量は依然として前年割れが続いていることから、同空港を利用する航空貨物の用途が変化していることが読み取れる。

そのほか4空港の総取扱量は、羽田空港が9か月連続のマイナス(前年同月比9.1%減)、関西空港が7か月連続のマイナス(10.7%減)、中部空港が6か月連続のマイナス(5.9%減)、那覇空港が22か月連続のマイナス(13.3%減)と低迷している。

■7月の貨物取扱量
 総取扱量(トン)前年比積込量(トン)前年比取卸量(トン)前年比
成田空港173655100.08128694.392369105.7
羽田空港4634690.92043886.72590894.6
関西空港6386589.32764880.93621797.0
中部空港1478294.1710484.37678105.4
那覇空港974286.7482589.4491784.1

▲出所:東京税関

▲出所:東京税関

▲出所:大阪税関

▲出所:名古屋税関

▲出所:沖縄地区税関