財務・人事SBSホールディングスが9日発表した上半期(1−6月期)の決算は、SBSリコーロジスティクスの連結化がフルに寄与し、売上高が64.5%増(前年同期比)の1269億4400万円、本業の儲けを示す営業利益が2.4倍の55億4700万円、四半期最終利益が2.7倍の33億5600万円と大幅な増収増益を記録した。
主力の物流事業は、即日配送部門で企業向け物流や個人向け宅配の拡大する需要に積極対応し、EC向け物流の取り扱いを広げた。大阪市住之江区では、マルチテナント型の物流拠点「南港物流センター」(延床面積1万8540坪)が3月に竣工し、稼働を開始。これらにSBSリコーロジスティクスの業績が加わったことで、大幅な増収増益につなげた。
通期予想に対する進捗率は、売上高が50.7%、営業利益が61.6%、純利益が69.9%と順調に推移している。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)19/12/中間 | 19/12/1Q | 18/12/通期 | 18/12/3Q | |
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売上高 | 126,944 [64.4%] | 64,628 [73.7%] | 203,516 [33.1%] | 136,018 [21.5%] |
営業利益 | 5,547 [137.3%] | 3,837 [320.7%] | 8,240 [32.2%] | 3,554 [-15.4%] |
最終利益 | 3,356 [174.8%] | 2,256 [345.8%] | 4,409 [-0.8%] | 1,847 [-37.4%] |
売上高営業利益率 | 4.4% | 5.9% | 4.0% | 2.6% |