ロジスティクス近鉄エクスプレスが8日発表した2015年4-12月期連結決算は、APLロジスティクスの買収効果などで売上高が26.3%増の2951億5900万円に拡大し、営業利益も7.8%増の107億8100万円と堅調に推移した。
ただ、日本セグメントが航空貨物物量の伸び悩みで苦戦し、APLロジスティクスセグメントでも、業績が当初予想を下回って推移していることから、通期売上高は従来予想より300億円少ない4200億円(前期比28.4%増)にとどまり、この影響で営業利益が30億円少ない150億円(同9.5%減)と減益に転じる見通しとなった。
[近鉄エクスプレス]2016年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)
2016年3月期 第3四半期 | 2015年3月期 第3四半期 | 増減 | ||
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売上高 | 295,159 | 233,606 | 26.3% | |
営業利益 | 10,781 | 10,003 | 7.8% | |
経常利益 | 12,342 | 11,032 | 11.9% | |
当期純利益 | 7,238 | 5,559 | 30.2% |