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東京・丸の内で廃棄物収集の効率化実験

2019年9月12日 (木)

調査・データグルーヴノーツ(福岡市)は12日、三菱地所と共同で東京の丸の内エリアの廃棄物収集ルート最適化を目指す実証実験を行う、と発表した。

1.2キロ平方メートルに4300もの事業所が集中する丸の内エリアで、効率的に廃棄物を収集する基盤を整えようとする取り組みで、グルーヴノーツが開発したクラウドAIサービス「MAGELLAN BLOCKS」(マゼランブロックス)を用いる。

マゼランブロックスはAIでビルごとの就業者数などから廃棄物の重量や個数を予測し、廃棄物を収集するタイミングを予測、廃棄物収集車両の種類や耐荷重、収集にかかる作業時間、ビルごとの制約条件といったデータをもとに、最適な廃棄物収集ルートを導き出す。今回は30棟のビルに対して実証実験を行う。


▲AIを使用しての廃棄物収集システムのイメージ

三菱地所では「この実証実験を通じて、廃棄物収集運搬業務における人手不足の解消や街全体のCO2排出量削減、収集作業の効率化や車両走行距離の短縮につなげたい」としている。