トーエル、海外販路拡大へ大町第4工場準備

フード トーエル（横浜市港北区）はこのほど、同社の飲料水「alpina」（アルピナ）と「信濃湧水」の需要拡大を受け、安定した生産体制の構築に向けて長野県大町市の大町工場に第4工場を建設する準備に入ったことを明らかにした。

同社のウォーター事業は、ハワイ産の「Pure Hawaiian」（ピュアハワイアン）など家庭用飲料水タンクの販売を中心に事業を展開しており、関東と長野、ハワイに延べ20か所以上の工場・充填基地を保有。関東圏の消費者に自社配送で販売しているほか、香港、台湾、ベトナム、タイ、シンガポールにも輸出している。

大町工場で生産する「信濃湧水」は、既存の輸出国に加えインドネアとフィリピンへの輸出も計画中で、2020年4月期はウォーター事業全体で685万本の販売（前年同期比5.5％増）、部門売上65億5500万円（4.6％増）を目指す。

Fi