鴻池運輸辻会長、ブータン駐日名誉領事に就任

話題鴻池運輸は4月28日、同社の辻卓史会長が、駐日ブータン王国名誉領事（近畿地区）に任命されたと発表した。任命は同月17日、来日中だったブータンのジグミ・ティンレイ首相が任命状交付した。

鴻池運輸によると、今回の名誉領事任命は「2005年当時、同国政府が空席だった近畿地区の名誉領事について適任者を探していたところ、辻会長と親交のあった駐韓国ブータン名誉総領事の金漢永氏が辻氏を推薦したことにはじまる」という。

鴻池運輸とブータンは、1987年にODAのプロジェクトで、小規模水力発電所建設用の機資材を山岳部の村まで鴻池運輸が輸送業務を行ったのが発端。2006年には、金氏と辻が同国を訪問し、当時の首相や政府要人数名と面談、両国の政治・経済・文化について意見交換をした。