ヤマトHC、単身引越に少量サイズを追加

サービス・商品ヤマトホールディングスは23日、傘下のヤマトホームコンビニエンス（東京都中央区）が8月1日から、少量の家財を手軽に時間帯指定で配送する引越しサービスに少量サイズを新設するとともに、引越し先での家財レンタルを組み合わせた「社会循環型『単身引越』サービス」を拡充すると発表した。

ヤマトホームコンビニエンスは、グループ各社との連携で営業を強化し、9月から積極的な宣伝展開を図る。コストの抑制だけでなく、家財の処分、購入、保管などの煩わしさを解消するために、環境にも配慮したサービスを拡充するもの。

単身引越時に冷蔵庫・洗濯機・テレビ・収納家具などを新たに購入する必要がある顧客は、今回発売する少量タイプの単身引越で自宅から必要最低限の荷物を輸送し、家財のレンタルを組み合わせて利用することができる。

これにより、引越費用の軽減、家電・家具などを買いそろえる手間、費用負担を軽減するとともに、単身生活の終了時に発生する家電・家具などの処分や保管費用の負担が不要となる。東京都発、大阪市着の1BOX料金は現行の標準タイプで2万9400円（税込）だが、新設する少量タイプは2万6250円で利用できる。