国内北陸地方整備局は27日、産官学で構成される北陸地域国際物流戦略チームによる、「南海トラフ巨大地震」を想定した代替輸送訓練を12月4日に名古屋で開催することを発表した。
この訓練は、2011年の東日本大震災で、日本海側の港湾が太平洋側の代替機能を発揮したことを受けて実施されるもので、将来に発生が予想される首都直下地震・南海トラフ地震などでも、被災確率の少ない日本海側に生産拠点や輸送ルートなどを確保する「代替戦略」が必要とされている。昨年は荷主や港運事業者、行政関係者など95人が参加しており、ことしの訓練でも参加者を募集している。
問い合わせは北陸地方整備局港湾空港部クルーズ振興・港湾物流企画室まで。
場所:桑山ビル8階大会議室8A
住所:名古屋市中村区名駅2-45-19
TEL:025-370-6706(北陸地方整備局)
予定定員:100人(事前申込制)
参加費:無料
https://www.logi-today.com/256313
北陸国際物流チーム、名古屋・東京で地震代替輸送訓練(14年10月6日掲載)
https://www.logi-today.com/126682