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北陸、南海トラフ地震想定し代替輸送を図上訓練

2013年10月8日 (火)

行政・団体北陸信越運輸局と北陸地方整備局は8日、南海トラフ巨大地震を想定した代替輸送訓練として、名古屋商工会議所で9日に図上訓練を実施すると発表した。

東日本大震災では、日本海側地域の港湾や道路が東北・関東地域の代替機能を果たしたことから、北陸信越運輸局と北陸地方整備局は、北陸地域国際物流戦略チームに広域バックアップ専門部会を立ち上げ、首都圏直下型地震に対応した代替戦略の具体策を検討している。

図上訓練は、この取り組みの一環として、首都圏直下型地震を対象に「持続可能な代替戦略の確保」と「世界に発信できる事業継続(BC)のベストプラクティスの追求と共有」を目的に実施するもので、代替輸送手引書の手順を確認するほか、模擬災害体験演習も行う。