ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ラストワンマイル協組、賛助会員募集で攻守に対策

2019年12月9日 (月)

ロジスティクス中小運送会社31社で組織するラストワンマイル協同組合(東京都府中市)は9日、組合の事業拡大を攻守両面でサポートする賛助会員の新規募集を12月1日から開始した、と発表した。

賛助会員は、拡大を続ける同組合と協力関係にある存在で、四半期ごとに開催している総会と毎月開催している地区長会で新たな事業・サービスなどの提案を行うことができる。現在は物流関連、倉庫業、3PL業、通信、車両、保険、食品関連など多種多様な31社が参加しており、現場のSNS対策など実際に組合全体で導入した事例もあれば、車両、保険など組合員単体で導入した事例もあるという。

同社の担当者は、「急速に事業拡大が進む中で、想定外の課題に直面することがある。少人数の事務局体制では対応しきれないこともあるため、攻守両面で賛助会員の力を借りて対応している。組合の車両総数は3520台で、スマートフォンを1人に1台配備しているため、業務効率化やリスク管理のアイデアなど、さまざまな提案を活用していきたい」と話した。

ラストワンマイル協同組合は、2018年4月10日設立。当初は関東を中心に展開していたが、ことしから東海・関西にも進出している。賛助会員は有料で、組合総会で入会可否を決定するという。