国際郵船ロジスティクスは30日、新型コロナウイルスの発生により、同社の中国法人が中国・武漢発着の海上・航空貨物の受託を当面の間停止することを発表した。
この措置は、省政府・市政府の指示によるもので、香港、台湾、韓国法人は通常通り営業を行う。
営業再開のメドについては、北京、天津、大連などは2月3日から。上海、無錫、蘇州などは2月10日の予定となっているが、省政府・市政府の通知により、営業再開日に変更が出る可能性があるとしている。
厚生労働省の30日時点の発表では、新型コロナウイルスの中国人感染者は7711人、同死亡者は170人。日本国内でも9人の患者が確認されている。