ロジスティクスメルカリは20日、ヤマト運輸を集荷パートナーとして、フリマアプリ「メルカリ」で売れた商品を発送できる無人投函ボックス「メルカリポスト」の運用を開始する、と発表した。

▲「メルカリポスト」の実験端末
「メルカリポスト」で発送を受け付けるのは、ヤマト運輸の「宅急便コンパクト」と「ネコポス」に対応するA4サイズ・厚さ2.5センチ以内の商品で、ポスト1か所につき最大20個まで投函できる。
同社は2023年までに、全国のドコモショップや「メルペイ」加盟店など全国5000か所に設置することを目指す。
メルカリとヤマト運輸は、「らくらくメルカリ便」「大型らくらくメルカリ便」のサービスを開始するなど2015年から関係を強めており、今回は「メルカリ」への出品意向はあるが「発送場所が近くにない」といった理由で出品に踏み切れない人に対して手軽な発送手段を用意することで、利用者の拡大と宅配便個数の増大を見込む。